工事苑 › 50音索引
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- 【バーチカルドレーン(サンドドレーン・ペーパードレーン)】ばーちかるどれーん基礎工・杭・地盤改良軟らかい粘土の地盤に、砂の柱や板状の排水材を縦に多数打ち込み、地盤の中の水を短い距離で抜けるようにして、沈下を早く終わらせる工法。
- 【倍角差・観測差】ばいかくさ測地測量(基準点・GNSS・水準)水平角を対回観測したときに、観測値のばらつきを点検する数値。倍角差は正と反の読みの和のばらつき、観測差は正と反の読みの差のばらつきです。
- 【廃棄物(法律上の定義)】はいきぶつ廃棄物処理法と建設工事の廃棄物ごみ・燃え殻・汚泥・廃油・廃酸・廃アルカリなどの汚物や不要物で、固形状か液状のもの。放射性物質とそれで汚染された物は除きます(廃棄物処理法第2条)。
- 【廃棄物埋立護岸】はいきぶつうめたてごがん港湾の施設と技術上の基準廃棄物の適切な処分と埋立地の防護を図る護岸。港湾法では廃棄物処理施設の1つです(港湾法第2条第5項、港湾の施設の技術上の基準を定める省令第54条)。
- 【配筋・結束】はいきん・けっそくコンクリート工鉄筋を図面の位置に並べて組むことが配筋。交わる所を針金で縛って固定するのが結束です。
- 【排出ガス対策型建設機械】はいしゅつがすたいさくがたけんせつきかい建設機械エンジンの排出ガスの基準に適合した建設機械。オフロード法(特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律)の基準に適合したものか、国の指定を受けたものを使います。
- 【配水管の水圧(最小動水圧・最大静水圧)】はいすいかんのすいあつ上水道(水道施設)配水管から給水管に分岐する箇所で、配水管の最小動水圧が150kPaを下らず、最大静水圧が740kPaを超えないこと(水道施設の技術的基準を定める省令第7条)。
- 【排水管の内径・減勢工・排気口】はいすいかんのないけい下水道排水管の内径や排水渠の断面積は大臣の定める数値以上で計画下水量を支障なく流せること、水勢で損傷するおそれのある部分には減勢工、気圧が急に変わる部分には排気口などを設けるという基準(下水道法施行令第5条の9)。
- 【排水機場】はいすいきじょう河川・海岸大雨のとき、樋門を閉じて住宅地側にたまった水を、ポンプで川へくみ出す施設。
- 【排水区域・処理区域】はいすいくいき下水道排水区域は、公共下水道で下水を排除できる地域として公示された区域。処理区域は、排水区域のうち、排除した下水を終末処理場で処理できる地域として公示された区域です(下水道法第2条第7号・第8号)。
- 【配水施設・配水池】はいすいしせつ上水道(水道施設)配水区域を必要に応じて分割し、需要の変動に応じて浄水を常時供給できるよう、配水池などと適正な管径の配水管を設ける施設(水道施設の技術的基準を定める省令第7条)。
- 【排水施設・処理施設の構造の基準】はいすいしせつのこうぞうのきじゅん下水道堅固で耐久力があり、コンクリートなど耐水性の材料で造って漏水と地下水の浸入を最少限度にし、腐食のおそれのある部分は腐食しにくい材料か防食の措置をとるなどの基準(下水道法施行令第5条の8)。
- 【排水性舗装】はいすいせいほそう舗装すき間の多いアスファルト混合物(ポーラスアスファルト)を表層に使い、雨水を表層の中に通して路肩へ流す舗装。水はねや、夜の雨の見えにくさを減らします。
- 【排水設備(宅地の排水管など)】はいすいせつび下水道土地の下水を公共下水道に流し込むための排水管・排水渠など。供用開始後、建築物の敷地なら建築物の所有者が設置します(下水道法第10条)。
- 【配水本管】はいすいほんかん上水道(水道施設)配水管のうち、給水管の分岐がないもの(水道施設の技術的基準を定める省令第1条)。
- 【パイピング破壊】ぱいぴんぐはかい堤防の設計と浸透・安定堤防の下の基礎地盤を水が流れ、裏のり尻付近で動水勾配が大きくなって土粒子が流され、水みちが広がって壊れること。
- 【パイルネット工】ぱいるねっとこう基礎工・杭・地盤改良軟弱地盤に木杭やコンクリート杭を並べて打ち、杭の頭を鉄筋でつないで網(ネット)のようにし、その上に盛土をのせて沈下を抑える工法。
- 【薄層カラー舗装】はくそうからーほそう舗装既存の舗装の上に、着色した樹脂と骨材を薄く塗り重ねて色をつける舗装。通学路や自転車通行帯の明示などに使います。
- 【はく離剤】はくりざいコンクリート工型枠の内側に塗って、固まったコンクリートから型枠をはがしやすくする薬剤。
- 【バケット容量(山積み・平積み)】ばけっとようりょう土工・残土バックホウのバケットに入る土の量。バケットのふちで平らにすり切った量が平積み、ふちより上に山盛りにした量が山積みで、機械の大きさは山積みの容量で呼ぶのが一般的です。
- 【橋に影響を与える液状化の判定(FL)】はしにえいきょうをあたえるえきじょうかのはんてい橋の耐震設計(道路橋示方書)地下水位が地表から10m以内で深さ20m以内の飽和土層、細粒分含有率35%以下(または塑性指数15以下)、D50が10mm以下でD10が1mm以下、完新世の土層の全てに当たるとき、液状化に対する抵抗率FLで判定すること。FLが1.0以下なら液状化が生じると判定します(道示Ⅰ共通編5.3.6)。
- 【橋の区間・橋梁接続区間】はしのくかん橋の設計の考え方と荷重(道路橋示方書)橋の区間は、上部構造と、橋台躯体の一部として扱う背面部からなる区間。橋梁接続区間は、橋の区間につながる道路区間のうち、路面の連続性などの道路機能を橋の区間と一体で評価する区間です(道示Ⅰ共通編1.2)。
- 【橋の重要度(A種・B種)】はしのじゅうようど橋の設計の考え方と荷重(道路橋示方書)防災機能上の橋の重要度の区分。高速自動車国道・都市高速道路・一般国道の橋などはB種(特に重要性が高い橋)、それ以外はA種です(道示Ⅰ共通編1.4)。
- 【橋の設計の基本理念】はしのせっけいのきほんりねん橋の設計の考え方と荷重(道路橋示方書)橋の設計で考えなければならない事項。使用目的との適合性、構造物の安全性、耐久性、維持管理の確実性と容易さ、施工品質の確保、環境との調和、経済性の7つです(道示Ⅰ共通編1.3)。
- 【橋の耐荷性能(耐荷性能1・2)】はしのたいかせいのう橋の設計の考え方と荷重(道路橋示方書)設計状況に対して、荷重を支える能力と構造安全性の観点から、橋の状態が想定する区分にあることを所要の信頼性で実現する性能(道示Ⅰ共通編1.2)。耐荷性能1と2があります(同2.3)。
- 【橋の耐久性能】はしのたいきゅうせいのう橋の設計の考え方と荷重(道路橋示方書)設計耐久期間の経年の影響に対して、耐荷性能の評価で考える状態が維持されることを、所要の信頼性で実現する性能(道示Ⅰ共通編1.2)。
- 【場所打ち杭】ばしょうちぐい基礎工・杭・地盤改良現場で地中に大きな孔を掘り、鉄筋かごを入れて、コンクリートを打ってつくる杭。オールケーシング・アースドリル・リバースなどの工法があります。
- 【パスポイント・タイポイント】ぱすぽいんと測図測量・GIS(地形・写真・地図編集)パスポイントは、同じコースの前後の写真に共通して写っている点。タイポイントは、隣のコースの写真に共通して写っている点。写真どうしをつなぐための点です。
- 【外れ止め装置】はずれどめそうち移動式クレーンの安全規則フックに掛けたワイヤロープなどが外れないようにする装置。移動式クレーンで荷をつり上げるときは使わなければなりません(クレーン等安全規則第66条の3)。
- 【肌落ち】はだおちトンネル(NATM)切羽や掘ったばかりの壁の表面から、岩や土のかけらがはがれて落ちること。
- 【バック堤(背水区間の堤防)】ばっくてい堤防の設計と浸透・安定本川の水位の影響(背水)を受ける支川の区間の堤防。本川と同じ区域の氾濫を防ぐので、高さは本川の堤防の高さを下回ってはいけません。
- 【バックホウ】ばっくほう土工・残土アームの先のバケットを手前に引いて掘る掘削機械。現場では「ユンボ」とも呼ばれます。掘削・積込み・整地・法面の整形まで、土工の主役です。
- 【発注関係事務】はっちゅうかんけいじむ品確法(公共工事の品質確保)仕様書・設計書の作成、予定価格の作成、入札・契約の方法の選択、契約の相手方の決定、監督・検査、施工状況の確認・評価など、発注者が行う事務(品確法第7条)。
- 【発注関係事務を行える者の活用(発注者支援)】はっちゅうかんけいじむをおこなえるもののかつよう品確法(公共工事の品質確保)専門的な知識が必要な工事や職員不足などで、発注者が自ら発注関係事務を適切に行えないときに、国・地方公共団体や契約で事務を行える者の能力を活用するよう努めること(品確法第22条)。
- 【発注者への説明(書面の交付)】はっちゅうしゃへのせつめい建設リサイクル法と指定副産物対象建設工事を発注者から直接請け負おうとする建設業者が、建築物等の構造や分別解体等の計画など届出に必要な事項を、書面を渡して発注者に説明する義務(建設リサイクル法第12条)。
- 【パッチング(ポットホール補修)】ぱっちんぐ舗装舗装にできた穴(ポットホール)や欠けた部分に、アスファルト混合物を詰めて応急的に直すこと。
- 【発破(爆破)掘削】はっぱくっさくトンネル(NATM)岩に孔をあけて火薬を詰め、爆破して砕きながら掘る方法。
- 【腹付け】はらづけ堤防の設計と浸透・安定既設の堤防ののり面に盛土を足して、断面を広げること。旧堤を広げるときは、できる限り裏側(川裏)に腹付けします。
- 【パラペット(胸壁)】ぱらぺっと橋の下部構造と基礎(道路橋示方書)橋台の上部にあり、橋台背面の土の流出を確実に防ぐ形の壁(道示Ⅳ下部構造編12.2)。
- 【張芝・芝串】はりしば・しばぐし法面・擁壁切った芝を法面一面にすき間なく張る工法。脱落しないように、芝串(竹などの串)で1㎡あたり20〜30本留めます。
- 【張出し架設(PC)】はりだしかせつ橋梁の施工橋脚の上から左右に、移動作業車の型枠を使って、ブロックごとにコンクリートを打っては緊張して、少しずつ桁を張り出していく架設方法。
- 【パワーショベル・ドラグショベル(バックホウ)】ぱわーしょべる・どらぐしょべる建設機械法令上の掘削用機械の名前。バケットを外向きに付けて前方へ押し掘るのがパワーショベル、手前に引き寄せて掘るのがドラグショベルで、現場でバックホウと呼ぶのはドラグショベルです(安衛令 別表第七)。
- 【反射強度】はんしゃきょうど三次元点群測量(レーザ・点群)レーザが物に当たってはね返ってきた光の強さ。物の材質や色で変わるので、白線や道路の境などの判別に使えます。
- 【搬出計画】はんしゅつけいかく土工・残土残土を、いつ・どこへ・どれだけ・何台で運び出すかの計画。搬出先、運搬ルート、1日の台数、作業時間、誘導員の配置などを決めます。
- 【搬出先の事前確認】はんしゅつさきのじぜんかくにん土工・残土残土を出す前に、その搬出先が適切な場所か(盛土規制法の許可などの手続きが済んでいるか)を確かめること。熱海の土石流災害をきっかけに、2023年の省令改正で求められるようになりました。
- 【搬送波位相】はんそうはいそう測地・GNSS・衛星のしくみGNSS衛星の電波そのもの(搬送波)の波の位置(位相)。波長は20cm前後と短いので、波の数と端数を数えれば、ミリ〜センチの細かさで距離が分かります。
- 【半たわみ性舗装】はんたわみせいほそう舗装すき間の多いアスファルト混合物を敷いたあと、そのすき間にセメントミルクをしみ込ませて固める舗装。わだちができにくくなります。
- 【バンドル法】ばんどるほう空中写真測量の撮影と同時調整写真ごとの光束(地上の点から投影中心を通る光線の束)を、全体で同時に調整する空中三角測量の方法。同時調整は原則として作業地区全域を一つのブロックとして、この方法で行います(準則第211条)。
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- 【PC(プレストレストコンクリート)】ぴーしー橋梁の施工高い強度の鋼材(PC鋼材)を引っ張って、その力でコンクリートにあらかじめ圧縮力(プレストレス)をかけておく構造。引っ張りに弱いコンクリートの弱点を補い、長い桁をつくれます。
- 【PCグラウト】ぴーしーぐらうと橋梁の施工緊張したあと、シースの中に注入するセメントのペースト。PC鋼材をさびから守り、コンクリートと一体にします。
- 【引上げ式ゲート・起伏式ゲートの高さ】ひきあげしきげーと河川・海岸可動堰の引上げ式ゲートの最大引上げ時の下端は、計画高水位に計画高水流量に応じた余裕を加えた高さ以上で、両岸の堤防の表法肩を結ぶ線を下回らないこと。起伏式ゲートの倒伏時の上端は、基礎部の高さ以下とします(河川管理施設等構造令第41条)。
- 【非常駐車帯・箱抜き】ひじょうちゅうしゃたい道路トンネル技術基準トンネル内に設ける非常駐車帯などの拡幅部は、設置間隔などを考えてできるだけ地山条件のよい位置を選ぶ。消火栓や非常電話などを置く箱抜きでは、必要に応じて覆工などを補強します(道路トンネル技術基準3-7)。
- 【筆・地番・地目】ひつ応用測量(路線・河川・用地)筆は、登記上の土地の1区画の単位(一筆の土地)。地番はその筆につけられた番号、地目は宅地・田・畑・山林などの土地の用途の区分です。
- 【筆界】ひっかい境界・登記・地籍一筆の土地が登記されたときに、その境として決められた点と、それを結ぶ線。登記上の境界です(不動産登記法第123条)。
- 【筆界点の位置誤差(精度区分の数値)】ひっかいてんのいちごさ地籍調査の作業筆界点の、それを決めた与点に対する位置誤差。精度区分ごとに限度があり、平均二乗誤差は甲一2cm・甲二7cm・甲三15cm・乙一25cm・乙二50cm・乙三100cm、公差は甲一6cm・甲二20cm・甲三45cm・乙一75cm・乙二150cm・乙三300cmです(国土調査法施行令 別表第四)。
- 【筆界特定制度】ひっかいとくていせいど境界・登記・地籍土地の所有者などの申請により、法務局の筆界特定登記官が、外部の専門家(筆界調査委員)の意見をふまえて、筆界の現地の位置を特定する制度。
- 【筆界標示杭】ひっかいひょうじぐい地籍調査の作業現地調査や図面等調査のために必要なとき、土地の所有者などの協力を求めて、筆界を示すのに必要な位置に設ける杭(地籍調査作業規程準則第21条)。
- 【ひび割れ度】ひびわれど舗装の構造の技術基準コンクリート版(縦目地・横目地で区切った矩形の部分)に生じたひび割れの長さを、その版の面積で割った値(舗装の構造に関する技術基準 令和9年版 1-3)。
- 【ひび割れ誘発目地】ひびわれゆうはつめじコンクリート工温度の変化や乾燥でどうしても入るひび割れを、決めた位置に集めるために、断面をわざと弱くしておく目地。
- 【ひび割れ率】ひびわれりつ舗装調査した舗装の面積のうち、ひび割れのある面積の割合(%)。舗装の傷み具合を表す指標の一つです。
- 【BIM/CIM】びむしむICT活用工事とBIM/CIM建設事業で扱う情報をデジタルデータとして統合管理し、調査・測量・設計・施工・維持管理の各段階で受発注者がデータを活用・共有しやすくして、建設生産・管理システム全体を効率化すること。
- 【BIM/CIMの原則適用】びむしむのげんそくてきようICT活用工事とBIM/CIM国交省の直轄土木事業で、令和5年度から始まったBIM/CIMの原則適用。原則として全ての詳細設計で3次元モデルをつくり、関係者との情報共有に使っています。
- 【樋門・樋管】ひもん・ひかん河川・海岸堤防の中を横切る水路(函渠や管)と、その出口のゲートからなる施設。洪水のときはゲートを閉じて、川の水が住宅地側に逆流するのを防ぎます。
- 【ヒヤリ・ハット】ひやり・はっと安全衛生けがには至らなかったが、もう少しで事故になるところだった、という出来事。それを集めて災害の防止に役立てる活動も指します。
- 【標杭の種類(応用測量)】ひょうくいのしゅるい路線・河川・用地測量の決まり応用測量で使う杭の種類。役杭・IP杭・中心杭・引照点杭・仮BM杭・縦断変化点杭・見通杭・用地幅杭・距離標・水準基標・水際杭・復元杭・境界杭・補助基準点杭・用地境界仮杭・用地境界杭・保護杭などがあり、材質・表示色・寸法が決められています(準則第621条)。
- 【標高数値の表示桁と基準点の表示密度】ひょうこうすうちのひょうじけた図式(数値地形図の表示の決まり)図上の標高数値の桁。水準点は小数第3位、三角点・電子基準点・多角点などは第2位、図化機で測った標高点は第1位まで表します。基準点の表示密度は、図上10cm四方に10点が標準です(公共測量標準図式第37条)。
- 【標高点】ひょうこうてん測図測量・GIS(地形・写真・地図編集)地図上に標高の数値を添えて示した点。山頂・道路の交差点・平らな場所など、高さを読み取る目安になる場所に置きます。
- 【標高点の密度(現地測量)】ひょうこうてんのみつど現地測量とUAV写真測量現地測量で測る標高点の密度。地図情報レベルに4cmを掛けた値を辺長とする格子に1点が標準で、数値は0.01m位で表示します(準則第122条)。
- 【標高の均一度・正確度の点検】ひょうこうのきんいつど・せいかくどのてんけん地上レーザ・UAV写真点群・UAVレーザ調整点で点群の標高を点検すること。均一度は調整点の周りの点の標高の標準偏差、正確度は点群の平均標高と調整点の標高との較差(平均値とRMS誤差)で確かめます(準則第462条)。
- 【標高の取得方法(ブレークライン法・自動標高抽出など)】ひょうこうのしゅとくほうほう既成図数値化・修正測量・写真地図・地図編集数値地形モデルの標高を取る方法。ブレークライン法、等高線法、標高点計測法、自動標高抽出技術や、それらの併用を使います(準則第317条)。
- 【標高の取付観測(GNSS)】ひょうこうのとりつけかんそく基準点測量の観測・点検・平均計算GNSS観測で新点の標高を既知点から取り付けること。距離が500m以下なら、楕円体高の差をそのまま高低差として使えます(準則第37条)。
- 【標識(地上レーザのターゲット)】ひょうしき地上レーザ・UAV写真点群・UAVレーザ点群を平面直角座標系と標高に変換するため、標定点の上に設ける一時標識。スキャナの機種に合ったものを、スキャナに正対させて設けるのが原則です(準則第376条)。
- 【標識の掲示】ひょうしきのけいじ盛土規制法の詳しい決まり許可を受けたか届出をした工事主が、その土地の見やすい場所に氏名などを書いた標識を掲げる義務(盛土規制法第49条)。
- 【表示の対象(図式)】ひょうじのたいしょう図式(数値地形図の表示の決まり)数値地形図に表すのは、測量のときに現にあって、永続性のあるもの。建設中でおおむね1年以内に完成する見込みのものなどは表示できます(公共測量標準図式第3条)。
- 【標尺(スタッフ)】ひょうしゃく測地測量(基準点・GNSS・水準)目盛のついた長いものさしで、測りたい点の上に立てて、レベルからその目盛を読みます。電子レベル用にはバーコードの標尺を使います。
- 【標尺改正数】ひょうしゃくかいせいすう水準測量の観測と計算標尺の目盛の長さの誤差を表す数で、1mあたりのずれ(μm/m)で示します。1級水準測量では、気温20度で50μm/m以下、2本の標尺の差が30μm/m以下の1級標尺を使います(準則第62条)。
- 【標尺の下方20cmの読定禁止(1級)】ひょうしゃくのかほうにじゅっせんち水準測量の観測と計算1級水準測量では、標尺の下から20cm以下の目盛は読まない決まり(準則第64条)。
- 【標尺の交換と偶数の測点数】ひょうしゃくのこうかんとぐうすうのそくてんすう水準測量の観測と計算標尺は2本1組とし、往路と復路で標尺を入れ替え、測点の数を偶数にすること(準則第64条)。
- 【標尺の読定方法(読む順序)】ひょうしゃくのどくていほうほう水準測量の観測と計算水準測量で標尺を読む順序。1級水準測量で気泡管レベル・自動レベルを使うときは、後視小目盛→前視小目盛→前視大目盛→後視大目盛の順に読みます(準則第64条)。
- 【標尺の零点誤差】ひょうしゃくのれいてんごさ測地測量(基準点・GNSS・水準)標尺の底(0の目盛)が、すり減りなどで正しい位置からずれていることによる誤差。
- 【標尺補正・正規正標高補正】ひょうしゃくほせい測地測量(基準点・GNSS・水準)標尺補正は、標尺の目盛の伸び縮み(温度による)を直す計算。正規正標高補正は、地球の形と重力の違いによる高さのずれを直す計算です。
- 【標準偏差】ひょうじゅんへんさ測地測量(基準点・GNSS・水準)観測値のばらつきの大きさを表す数字。小さいほど、そろった(精度の高い)観測です。
- 【表層・基層】ひょうそう・きそう舗装表層はタイヤが直接ふれる一番上の層、基層はその下で、路盤の凸凹をならして表層を支える層。どちらも加熱アスファルト混合物でつくります。
- 【表層安定処理】ひょうそうあんていしょり基礎工・杭・地盤改良軟らかい地盤の表面近くに、セメントや石灰などを混ぜたり、砂やシートを敷いたりして、重機が乗れるようにする工事。
- 【標定点】ひょうていてん測図測量・GIS(地形・写真・地図編集)写真の位置と地上の座標を結びつけるために、写真に写る場所に設ける、座標と標高が分かった点。
- 【標定点の精度】ひょうていてんのせいど空中写真測量の撮影と同時調整同時調整の基準にする標定点に求める精度。地図情報レベル500と1000は水平位置・標高とも標準偏差0.1m以内、10000は水平0.5m・標高0.3m以内が標準です(準則第173条)。
- 【標定点の配置】ひょうていてんのはいち空中写真測量の撮影と同時調整同時調整に使う標定点の置き方。区域撮影ではブロックの四隅付近と中央部付近の計5点、路線撮影では各コースの両端のモデルに上下各1点が標準です(準則第212条)。
- 【疲労に対する耐久性能】ひろうにたいするたいきゅうせいのう鋼とコンクリートの上部構造(道路橋示方書)鋼部材で、疲労強度が著しく低い継手や溶接の品質確保が難しい構造を避け、活荷重などによる応力変動の影響を考えて評価する耐久性能(道示Ⅱ鋼部材編16.1)。
- 【疲労破壊輪数】ひろうはかいりんすう舗装の構造の技術基準舗装路面に49kNの輪荷重を繰り返し加えたとき、舗装にひび割れが生じるまでの回数。舗装構成(層の数・各層の厚さと材質)が同じ区間ごとに定めます(舗装の構造に関する技術基準 平成13年 1-3)。
- 【品確法(公共工事の品質確保の促進に関する法律)】ひんかくほう品確法(公共工事の品質確保)公共工事の品質確保についての基本理念、国や発注者・受注者の責務、担い手の中長期的な育成と確保などを定めた法律(第1条)。
- 【品質管理(必須・その他)】ひんしつかんり施工管理・出来形・品質・写真材料や施工したものの品質を、品質管理基準に定めた試験項目・試験方法・試験基準で確かめること。
- 【品質規定方式(締固め)】ひんしつきていほうしき工程・品質・原価の管理手法締め固めた土の密度や含水比を点で測り、締固め度などの品質で盛土を管理する方法。砂置換法やRI計法で現場密度を直接測ります。
- 【品質評価】ひんしつひょうか測量の法規・測量の基準できあがった測量成果が、製品仕様書で決めた品質を満たしているかを評価すること。結果は品質評価表にまとめます。
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- 【ファーストパルス・ラストパルス】ふぁーすとぱるす・らすとぱるす車載写真レーザ・航空レーザ・航空レーザ測深1回のレーザ照射で最初に返ってくる反射(ファースト)と最後に返ってくる反射(ラスト)。航空レーザのレーザ測距装置は、2パルス以上計測できるものとします(準則第542条)。
- 【VLBI(超長基線電波干渉法)】ぶいえるびーあい測地・GNSS・衛星のしくみ何十億光年も離れた天体(クエーサー)からの電波を、遠く離れた複数の電波望遠鏡で同時に受信し、電波が届く時間の差から、望遠鏡どうしの距離を非常に正確に測る技術。
- 【FIX解】ふぃっくすかい測地測量(基準点・GNSS・水準)衛星の電波の波の数(整数値バイアス)が正しく決まったときの解。センチメートル級の精度が出ている状態です。決まっていない状態はFLOAT解と言います。
- 【フィルタリング】ふぃるたりんぐ三次元点群測量(レーザ・点群)点群から、建物・木・車などの地物の点を取り除いて、地面の点だけを残す処理。
- 【フィルタリングの点検】ふぃるたりんぐのてんけん車載写真レーザ・航空レーザ・航空レーザ測深地表面以外の点を除くフィルタリングが正しくできたかを、フィルタリング点検図で確かめること。全体の5%について行います(準則第563条)。
- 【フーチング】ふーちんぐ橋梁の施工橋脚や橋台の下に広げてつくる、厚い板状の基礎の部分。上の重さを広げて、杭や地盤に伝えます。
- 【歩掛】ぶがかり積算(工事費の計算)ある作業の一定量をこなすのに必要な機械・労務・材料の量。国の土木工事では「土木工事標準歩掛」を使います。
- 【不可抗力による損害(約款第30条)】ふかこうりょくによるそんがい公共工事の入札と契約引渡しの前に、天災など発注者・受注者のどちらの責任でもない理由で、工事目的物や仮設物、搬入済みの材料・機械に損害が生じたときの扱い。受注者は直ちに通知し、確認された損害の費用の負担を発注者に求められます(約款第30条)。
- 【不可抗力の基準(雨量・風速など)】ふかこうりょくのきじゅん工事の進め方(共通仕様書の総則)天災による損害を不可抗力として扱う基準。24時間雨量80mm以上、1時間雨量20mm以上、72時間の連続雨量150mm以上、最大風速(10分平均)15m/秒以上などです(共通仕様書1-1-1-43)。
- 【付加利益】ふかりえき積算(工事費の計算)一般管理費等のうち、法人税などの税金、株主配当金、内部留保金、支払利息などにあてる部分。
- 【吹付工(モルタル・コンクリート吹付)】ふきつけこう法面・擁壁法面に金網を張り、モルタルやコンクリートを吹き付けて表面を覆う工法。風化しやすい岩や、湧水の少ない法面に使います。
- 【吹付けコンクリート(トンネル)】ふきつけこんくりーとトンネル(NATM)掘ったばかりの地山の表面に、すぐにコンクリートを吹き付けて、表面をおさえて固める支保。
- 【俯仰ねじ法(渡海水準)】ふぎょうねじほう水準測量の観測と計算俯仰ねじのある1級レベルで、対岸の目標板の上段と下段を視準したときのねじの目盛から高低差を求める渡海水準測量の方法。観測距離は約2kmまでです(準則第50条・第64条)。
- 【副堰堤・垂直壁(前庭保護工)】ふくえんてい砂防・地すべり・急傾斜地砂防堰堤から落ちる水の勢いで下流の川底が掘れないように、すぐ下流に設ける小さな堰堤(副堰堤)や壁(垂直壁)。水叩きと組み合わせて前庭部を守ります。
- 【復元測量】ふくげんそくりょう応用測量(路線・河川・用地)境界確認の前に、地積測量図などをもとに境界杭の位置を確かめ、なくなっている杭があれば、復元すべき位置に仮の杭(復元杭)を設置する測量。
- 【袋詰玉石(袋型根固め)】ふくろづめたまいし河川・海岸合成繊維の大きな袋に石を詰めた根固め材。クレーンでつって据えます。
- 【不整地運搬車(キャリアダンプ)】ふせいちうんぱんしゃ土工・残土キャタピラ(クローラ)で走る小型の運搬車。ぬかるみや坂、狭い現場の中で土を運ぶのに使います。公道は走れません。
- 【附帯工事・一式工事の専門工事】ふたいこうじ建設業法(許可・技術者・下請)許可を受けた業種の工事に附帯する別の業種の工事や、一式工事の中の専門工事(500万円以上)を自社で施工するときは、その専門の技術者を置くか、その業種の許可業者に施工させること(建設業法第26条の2)。
- 【伏角】ふっかく重力・ジオイド・地磁気と標高の改定地磁気の向きが水平面となす角度。水平面より下向きを正とします。
- 【物価資料】ぶっかしりょう積算(工事費の計算)材料や工事の実勢価格を毎月まとめた資料。国の積算では「建設物価」と「積算資料」の2つを指します。
- 【復旧測量】ふっきゅうそくりょう公共測量の総則・GNSS水準・復旧測量公共測量で設けた基準点と水準点の機能を維持し、保全するための作業。再設・移転・改測・改算の4つに分かれます(準則第100条・第101条)。
- 【覆工コンクリート】ふっこうこんくりーとトンネル(NATM)支保で安定したトンネルの内側に、最後に打つコンクリートの壁。トンネルの見た目の内面になります。
- 【覆工板(路面覆工)】ふっこうばん仮設工道路の下を掘るときに、掘った穴の上に並べて、車や人が通れるようにする鋼製などの板。
- 【不当に低い請負代金の禁止】ふとうにひくいうけおいだいきんのきんし建設業法(許可・技術者・下請)注文者が取引上の地位を不当に利用して、通常必要な原価に満たない金額で契約することの禁止。建設業者の側も、正当な理由なく原価に満たない金額で契約してはいけません(建設業法第19条の3)。
- 【ふとんかご(布団籠)】ふとんかご法面・擁壁鉄線のかごを、ふとんのように平たい直方体にして石を詰めたもの。積み重ねて土留めにしたり、敷き並べて法面や水路の底を守ったりします。
- 【負の周面摩擦(圧密沈下の影響)】ふのしゅうめんまさつ橋の下部構造と基礎(道路橋示方書)橋脚や橋台が地盤の圧密沈下の影響を受けるとき、地盤変動の影響として考える、沈下する地盤が基礎の周面に及ぼす下向きの摩擦(道示Ⅳ下部構造編8.3)。
- 【部分払】ぶぶんばらい公共工事の入札と契約工事の完成前に、出来形部分と搬入済みの材料に相応する代金の一部を受け取ること(約款第38条)。
- 【不法投棄の禁止】ふほうとうきのきんし廃棄物処理法と建設工事の廃棄物何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならないという決まり。違反すると5年以下の拘禁刑か1千万円以下の罰金(または両方)で、未遂も罰せられます(廃棄物処理法第16条・第25条)。
- 【フライアッシュ】ふらいあっしゅコンクリート工石炭火力発電所で、粉にした石炭を燃やしたときに出る灰のうち、煙の中から集じん器で集めた細かい球状の粒。ポゾランの代表で、混和材としてコンクリートに混ぜたり、セメントにあらかじめ混ぜてフライアッシュセメントにしたりします。
- 【プライムコート】ぷらいむこーと舗装路盤の上に散布する瀝青材料(アスファルト乳剤など)。路盤の表面を固めて、上にのるアスファルト混合物となじませます。
- 【ブランケット工法】ぶらんけっとこうほう堤防の設計と浸透・安定高水敷を水を通しにくい材料で覆って浸透する道のりを長くし、裏のり尻近くの浸透圧を下げる工法。
- 【ブリーディング】ぶりーでぃんぐコンクリート工打ち込んだコンクリートの中で重い材料が沈み、水が表面に浮き出てくること。
- 【ブルドーザ】ぶるどーざ土工・残土キャタピラで走り、前の大きな板(排土板・ブレード)で土を押して運んだり、平らにならしたりする機械。
- 【ブレーカ(解体用機械)】ぶれーか建設機械バックホウのアームの先に取り付けた打撃具で、コンクリートや岩を細かく打ち砕く機械。解体用機械の一つです(安衛令 別表第七)。
- 【ブレークライン】ぶれーくらいん測図測量・GIS(地形・写真・地図編集)地形の傾きが急に変わる線(法肩・法尻、崖の縁、尾根、谷、水際、高架橋の縁など)。数値地形モデルをつくるときに、この線を入れると地形の形が崩れません。
- 【プレキャスト擁壁】ぷれきゃすとようへき法面・擁壁工場であらかじめつくったコンクリート製の擁壁を、現場で据え付けるもの。L型・逆T型などがあります。
- 【プレテンション方式】ぷれてんしょんほうしき橋梁の施工先にPC鋼材を引っ張っておき、その周りにコンクリートを打ち、固まってから鋼材の固定をゆるめて、鋼材とコンクリートの付着でプレストレスを入れる方式。主に工場でつくる桁に使います。
- 【プレボーリング杭工法】ぷれぼーりんぐぐいこうほう基礎工・杭・地盤改良先にオーガで孔を掘り、セメントミルクを入れて土と混ぜてから、そこに既製杭を入れる工法。
- 【ブロック積・ブロック張】ぶろっくづみ・ぶろっくばり法面・擁壁コンクリートブロックを法面に積み上げる工事。勾配が1:1より急なものをブロック積、1:1かそれより緩いものをブロック張と言います(共通仕様書)。
- 【ブロック舗装(インターロッキング)】ぶろっくほそう舗装コンクリートなどのブロックを砂の上に敷き並べ、ブロックどうしのかみ合わせで荷重を支える舗装。歩道や広場で多く使います。
- 【分割・合併があったものとしての調査】ぶんかつがあったものとしてのちょうさ地籍調査の作業一筆の土地の一部で地目が違う、地番区域が違うことになる、溝や垣などで区画されているときに、所有者の同意を得て分割があったものとして調べること。所有者と地目が同じ2筆以上の土地は、一定の場合に合併があったものとして調べられます(地籍調査作業規程準則第24条・第25条)。
- 【分散・共分散行列(GNSSの重量)】ぶんさん・きょうぶんさんぎょうれつ基準点測量の観測・点検・平均計算基線ベクトルの各成分のばらつき(分散)と、成分どうしの関係(共分散)をまとめた行列。三次元網平均計算の重量には、この逆行列を使います(準則第43条)。
- 【分析調査(みなし)】ぶんせきちょうさ解体・改修の石綿対策事前調査で石綿の使用の有無が明らかにならなかったときに行う、分析による調査。必要な知識と技能を有する者として厚生労働大臣が定める者が行います(石綿障害予防規則第3条第5項・第6項)。
- 【分筆・合筆】ぶんぴつ境界・登記・地籍分筆は一筆の土地を登記の上で二筆以上に分けること、合筆は二筆以上の土地を一筆にまとめること。
- 【分筆の地積測量図】ぶんぴつのちせきそくりょうず基盤地図情報と登記所の地図・図面分筆の登記の申請で出す地積測量図。分筆前の土地を図示し、分筆線を明らかにして分筆後の各土地を表示し、符号を付けます(不動産登記規則第78条)。
- 【分別解体等】ぶんべつかいたいとう撤去・解体とリサイクル解体工事では、建物や工作物に使われた資材の廃棄物を種類ごとに分けながら計画的に壊すこと。新築などの工事では、出てくる廃材を種類ごとに分けながら施工すること(建設リサイクル法第2条)。
- 【分流式・合流式】ぶんりゅうしき下水道分流式は汚水と雨水を分けて排除する方式、合流式は汚水と雨水を同じ管で排除する方式。分流式の公共下水道につなぐ排水設備は、汚水と雨水を分離して排除する構造にします(下水道法施行令第8条)。
- 【分類コード(取得分類基準)】ぶんるいこーど現地測量とUAV写真測量測った座標に付ける、その地物が何かを表すコード。付録7の数値地形図データ取得分類基準を標準とします(準則第122条)。
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- 【平均図・選点図】へいきんず測地測量(基準点・GNSS・水準)選点図は、新点や路線の位置を地形図に書き込んだ図。平均図は、それをもとに、どの点をどうつないで平均計算するかを示した図で、計画機関の承認を受けます。
- 【平均値の標準偏差(最確値の精度)】へいきんちのひょうじゅんへんさ測量の計算(基礎数学)同じ量を同じ精度で n 回測って平均したとき、その平均値の標準偏差は、1回の測定の標準偏差の 1/√n になります。
- 【閉合差(基準点測量)】へいごうさ測地測量(基準点・GNSS・水準)既知点から観測を重ねて計算した位置(や標高)と、到着した既知点の本当の値とのずれ。観測がどれだけ正確だったかの目安になります。
- 【閉合比】へいごうひ測量の計算(基礎数学)多角測量で、計算した位置の閉合差(ずれの長さ)を、路線の全長で割った比。「1/5000」のように分子を1にして表します。
- 【平成18年9月1日以降の着工の確認】へいせいじゅうはちねんくがつついたちいこうのちゃっこう解体・改修の石綿対策新築工事の着工日が平成18年9月1日以降の建築物・工作物は、着工日を設計図書などの文書で確認する方法で事前調査ができるという決まり(石綿障害予防規則第3条第3項第3号)。
- 【併設トンネル・近接構造物】へいせつとんねる道路トンネル技術基準トンネルを2本以上並べて設けるとき、または他の構造物に近接して設けるときに、相互の影響に配慮して設計すること(道路トンネル技術基準3-2-3)。
- 【閉そく】へいそく鉄道の線路と構造物一定の区間に同時に2つ以上の列車を走らせないため、その区間を1つの列車の運転に占有させること(鉄道に関する技術上の基準を定める省令第2条)。
- 【平坦性(σ2.4mm以下)】へいたんせい舗装舗装の表面がどれだけ平らかを表す値。3mプロフィルメータで路面の凸凹を測り、そのばらつき(標準偏差σ)で表します。
- 【平面直角座標系】へいめんちょっかくざひょうけい測量の法規・測量の基準地球の丸い表面を、地域ごとに平面に写して、原点からの距離(X・Y、単位m)で位置を表す座標系。日本全国を19の系に分けています。
- 【平面直角座標系への変換(点群)】へいめんちょっかくざひょうけいへのへんかん地上レーザ・UAV写真点群・UAVレーザスキャナ独自の座標で測った点群を、標定点などを使って平面直角座標系と標高に変え、オリジナルデータにすること。標定点との水平位置の残差は50mm以内とします(準則第380条)。
- 【ベクタデータ・ラスタデータ】べくたでーた測図測量・GIS(地形・写真・地図編集)ベクタデータは、座標をもった点の並びで線や面を表すデータ。ラスタデータは、縦横に並んだ画素(マス目)で表す画像のデータです。
- 【ヘッドガード】へっどがーど建設機械岩石の落下などの危険がある場所で、運転席の上を守る丈夫な屋根(労働安全衛生規則第153条)。
- 【ヘロンの公式】へろんのこうしき測量の計算(基礎数学)三角形の3辺の長さから面積を求める公式。s=(a+b+c)÷2 として、面積=√(s(s−a)(s−b)(s−c)) です。
- 【変位抑制構造】へんいよくせいこうぞう支承と落橋防止(道路橋示方書)地震で支承部が壊れても、橋が道路としての機能をできるだけ保ち、速やかで容易に回復できる状態にとどめるために、上部構造と下部構造の相対変位を抑える構造(道示Ⅴ上下部接続部編1.2)。
- 【偏角(西偏・東偏)】へんかく重力・ジオイド・地磁気と標高の改定地図の北(真北)と方位磁石の北(磁北)のずれの角度。磁北が真北より西なら西偏で、日本は南鳥島を除いて全域が西偏です。
- 【変形地】へんけいち図式(数値地形図の表示の決まり)自然にできた起伏で、等高線で表すのが難しいもの。土がけ・雨裂・急斜面・洞口・岩がけ・露岩・散岩・さんご礁に分けて記号で表します(公共測量標準図式第36条)。
- 【編集原図データ】へんしゅうげんずでーた既成図数値化・修正測量・写真地図・地図編集地図編集でできる新しい数値地形図データ。図形編集装置で、取捨選択や総合描示(総描)などの編集をしてつくります(準則第332条・第342条)。
- 【編集資料】へんしゅうしりょう既成図数値化・修正測量・写真地図・地図編集地図編集で参考にする資料。基準点測量成果、地図(数値地形図データや写真地図を含む)、数値写真、数値図化データなどです(準則第335条)。
- 【偏心観測(偏心要素)】へんしんかんそく測地測量(基準点・GNSS・水準)基準点の真上に器械を立てられないとき、少し離れた点(偏心点)で観測し、本来の点との距離と方向(偏心要素)を測って計算で戻すやり方。
- 【変動波浪・偶発波浪】へんどうはろう港湾の施設と技術上の基準変動波浪は、設計供用期間中に起きる可能性の高い波浪。偶発波浪は、起きる可能性は低いが施設に大きな影響を及ぼす波浪です(港湾の施設の技術上の基準を定める省令第1条)。
- 【変動補正計算】へんどうほせいけいさん水準測量の観測と計算地盤沈下調査のための水準測量で、基準日を決めて、観測の時期の違いによる高さの変動を補正する計算(準則第67条)。
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- 【ボアサイトキャリブレーション】ぼあさいときゃりぶれーしょん空中写真測量の撮影と同時調整GNSSアンテナ・IMU・航空カメラの取り付けの位置や向きのずれを求めて補正すること。有効期間は6か月が標準です(準則第184条)。
- 【ホイールローダ】ほいーるろーだ土工・残土タイヤで走り、前のバケットで土や砂利をすくって運んだり、ダンプに積んだりする機械。「ショベル」「タイヤショベル」とも呼ばれます。
- 【ボイリング・クイックサンド】ぼいりんぐ仮設工砂の地盤を掘ったとき、外側の地下水位が高いと、水が掘削底から上向きに湧き出し、砂が沸き立つように噴き上がる現象。砂が支えを失った状態をクイックサンドと言います。
- 【方位角・方向角】ほういかく測地測量(基準点・GNSS・水準)方位角は、真北から時計回りに測った方向の角度。方向角は、平面直角座標のX軸(座標北)から時計回りに測った角度です。
- 【方位点(GNSSの偏心)】ほういてん基準点測量の観測・点検・平均計算GNSS観測で偏心するとき、偏心角の基準になる零方向の見通しがない場合に設ける点。距離は200m以上で、偏心距離の4倍以上が標準です(準則第39条)。
- 【防護柵(ガードレール・ガードケーブル)】ぼうごさく道路(構造・付属物・維持)車が道路の外に飛び出したり、歩道に入ったりするのを防ぐ柵。波形の鋼板のガードレール、ワイヤロープのガードケーブル、パイプのガードパイプなどがあります。
- 【防護柵(設置基準の定義)】ぼうごさく防護柵と道路工事現場の標示進行方向を誤った車両が路外・対向車線・歩道などへ逸脱するのを防ぎ、乗員の傷害と車両の破損を最小限にして正常な進行方向に戻すこと、また歩行者・自転車の転落やみだりな横断を抑えることを目的とした施設。車両用防護柵と歩行者自転車用柵に分けます(防護柵の設置基準1-2)。
- 【防護柵の種別の適用】ぼうごさくのしゅべつのてきよう防護柵と道路工事現場の標示道路の区分と設計速度、設置する区間に応じて種別を選ぶこと。一般区間は、高速自動車国道・自動車専用道路でA・Am、その他の道路で設計速度60km/h以上ならB・Bm・Bp、50km/h以下ならC・Cm・Cpが原則です(防護柵の設置基準2-3 表-2・5)。
- 【防砂堤・導流堤・突堤】ぼうさてい港湾の施設と技術上の基準漂砂を制御する外郭施設。防砂堤は水域施設の埋没の抑制、導流堤は水域施設の埋没と河口の閉塞の抑制、突堤は漂砂による影響の抑制を図ります(港湾の施設の技術上の基準を定める省令第15条・第17条・第22条)。
- 【放射法】ほうしゃほう応用測量(路線・河川・用地)1つの基準点に器械を据え、そこから各点への方向と距離を測って(または計算した値に合わせて)位置を決める方法。
- 【放射方向の計測点間隔】ほうしゃほうこうのけいそくてんかんかく地上レーザ・UAV写真点群・UAVレーザスキャナから放射状に伸びる方向での、計測点どうしの間隔。数値地形図データをつくる場合、地図情報レベル250・500とも地形は330mm、地物はレベル250で25mm、500で50mmが標準です(準則第369条)。
- 【棒状バイブレータ(締固め)】ぼうじょうばいぶれーたコンクリート工コンクリートの中に差し込んで振動させ、中の空気を追い出して、鉄筋のまわりや型枠のすみずみまでコンクリートを行き渡らせる機械。
- 【防じん対策】ぼうじんたいさく仮設工工事車両のタイヤに付いた泥やほこりが外に出たり、走行で砂ぼこりが舞ったりするのを防ぐ対策。
- 【防せい防食での構造配慮】ぼうせいぼうしょくでのこうぞうはいりょ鋼とコンクリートの上部構造(道路橋示方書)鋼部材の防せい防食で、その機能が発揮されることの確実性と、維持管理の確実性・容易さに配慮した構造にするという決まり(道示Ⅱ鋼部材編15.2)。
- 【法線測量】ほうせんそくりょう応用測量(路線・河川・用地)河川や海岸で、堤防などの構造物を新しくつくったり直したりするとき、計画の線(法線)の上に杭を設置する測量。
- 【法定休日】ほうていきゅうじつ労働と働き方毎週少なくとも1回、または4週間を通じて4日以上与えなければならない休日(労働基準法第35条)。
- 【法定福利費】ほうていふくりひ労働と働き方建設工事に従事する者の健康保険料などのうち、事業主が負担する額。材料費等記載見積書に書く「適正な施工に不可欠な経費」の一つです(建設業法施行規則第13条の12)。
- 【法定労働時間】ほうていろうどうじかん労働と働き方法律で決められた労働時間の上限。休憩時間を除いて1週40時間、1日8時間を超えて働かせてはいけません(労働基準法第32条)。
- 【防波堤の要求性能】ぼうはていのようきゅうせいのう港湾の施設と技術上の基準港内の水域の静穏を保ち、船舶の安全な航行・停泊・係留、貨物の円滑な荷役、港内の施設の保全を図るため、港内に侵入する波浪を低減できることなど(港湾の施設の技術上の基準を定める省令第14条)。
- 【放流水の水質の技術上の基準】ほうりゅうすいのすいしつのぎじゅつじょうのきじゅん下水道雨水の影響の少ないときの放流水について、水素指数5.8以上8.6以下、大腸菌数1mLにつき800コロニー形成単位以下、浮遊物質量40mg/L以下、BOD・窒素・燐は計画放流水質に適合する値とする基準(下水道法施行令第6条)。
- 【放流設備・地滑り防止工・漏水防止工】ほうりゅうせつびダムと海岸保全施設の構造基準放流設備は、河川の流水の正常な機能を保つために設ける設備。ダムの設置や貯留で貯水池付近に地滑りのおそれがあるときや、漏水を防ぐ必要があるときは、地滑り防止工や漏水防止工を設けます(河川管理施設等構造令第14条・第15条)。
- 【ボーリング調査】ぼーりんぐちょうさ基礎工・杭・地盤改良地面に細い孔を掘り進めて、深さごとの土や岩の種類、硬さ、地下水の位置を調べる調査。結果は柱状図(ボーリング柱状図)にまとめます。
- 【補強土壁】ほきょうどへき法面・擁壁盛土の中に、シート状や帯状の補強材を層ごとに敷き込み、土と補強材の摩擦で盛土を垂直に近い壁にする工法。表面には壁面材を並べます。
- 【ほぐし(ほぐした土量)】ほぐし土工・残土掘った土は、地面にあったときより体積が増えます。その増えた状態の土の量が「ほぐし」。ダンプに積む量、仮置き場に積む量はこれです。
- 【保険の付保(法定外労災など)】ほけんのふほ工事の進め方(共通仕様書の総則)受注者が入る保険。雇用保険・労災保険・健康保険・厚生年金保険に加入し、さらに法定外の労災保険にも入ります(共通仕様書1-1-1-45)。
- 【補助基準点】ほじょきじゅんてん路線・河川・用地測量の決まり境界測量で、4級基準点以上の基準点から直接測れないとき、やむを得ず設ける点。基準点から辺長100m以内、節点1点以内の開放多角測量で設けます(準則第681条)。
- 【ポストテンション方式】ぽすとてんしょんほうしき橋梁の施工コンクリートの中にシース(さや管)を埋めて打ち、固まってからシースにPC鋼材を通して引っ張り、端部に定着してプレストレスを入れる方式。
- 【補正情報の改定前後の混在(ネットワーク型RTK)】ほせいじょうほうのこんざい重力・ジオイド・地磁気と標高の改定位置情報サービス事業者の補正情報でネットワーク型RTKを使うと、2025年4月1日の標高改定の前後で高さにずれが出るおそれがあるという注意。
- 【舗装打換え】ほそううちかえ舗装傷んだ舗装を、表層だけでなく路盤なども含めて撤去し、新しくつくり直すこと。
- 【舗装計画交通量】ほそうけいかくこうつうりょう舗装の構造の技術基準道路の計画交通量と、2車線以上の道路では各車線の大型の自動車の交通の分布を考えて定める、大型の自動車の1車線当たりの日交通量(舗装の構造に関する技術基準 平成13年 1-3、令和9年版 1-3)。
- 【舗装の構成(表層・基層・路盤・路床)】ほそうのこうせい舗装道路の舗装は、上から表層・基層(アスファルトの層)、上層路盤・下層路盤(砕石などの層)でできていて、その下の土の部分が路床です。上の層ほど強い材料を使い、車の重さを広げて路床に伝えます。
- 【舗装の性能(令和9年版)】ほそうのせいのう舗装の構造の技術基準舗装が道路の一部として、供用中に道路管理者が定める機能を発揮するために定める性能。輪荷重を安定して支える観点(荷重分散・耐水・防水)と、車両が安定して走行できる観点(縦断・横断方向の走行安定、路面の排水)などから定めます(舗装の構造に関する技術基準 令和9年版 1-3・2章)。
- 【舗装版取壊し】ほそうばんとりこわし撤去・解体とリサイクル道路などのアスファルトやコンクリートの舗装を壊して取り除くこと。残す舗装との境は、カッターで切ってから壊すのが一般的です。
- 【舗装を支える基盤】ほそうをささえるきばん舗装の構造の技術基準原地盤・盛土・道路橋床版など、舗装の下の基盤(舗装の構造に関する技術基準 令和9年版 1-3)。
- 【ポゾラン(フライアッシュなど)】ぽぞらんコンクリート工それだけでは水と固まらないが、セメントと水の反応でできる水酸化カルシウムとゆっくり反応して固まる(ポゾラン反応)、シリカを含む細かい粉。石炭火力発電所の灰であるフライアッシュ、シリカフューム、火山灰などがあり、混和材としてコンクリートに混ぜます。
- 【ぼた山】ぼたやま砂防・地すべり・急傾斜地石炭か亜炭の捨石が集積してできた山で、地すべり等防止法の施行の際に存在していたもの(地すべり等防止法第2条第2項)。
- 【歩道】ほどう道路(構造・付属物・維持)歩行者が通るために、縁石や柵で車道と区切った部分。幅は歩行者の多い道路で3.5m以上、その他の道路で2m以上です(道路構造令第11条)。
- 【補備測量・補測編集】ほびそくりょう測図測量・GIS(地形・写真・地図編集)編集の途中で出た疑問や、測り漏れ、その後の変化などを、現地で直接測り直して補う作業。写真測量では補測編集と呼びます。
- 【ボルトの締付け順序・マーキング】ぼるとのしめつけじゅんじょ橋梁の施工高力ボルトは、連結板の中央のボルトから端へ向かって順に締め、予備締めと本締めの2度締めをします。予備締めのあと、締め忘れや共回りが分かるようにマーキングをします(共通仕様書)。
- 【本線・側線】ほんせん鉄道の線路と構造物本線は列車の運転に常用される線路、側線は本線でない線路(鉄道に関する技術上の基準を定める省令第2条)。
