工事苑 › 50音索引
な行43語
/
な
- 【内空断面(トンネル)】ないくうだんめん道路トンネル技術基準トンネルの内側の断面。道路構造令の建築限界と換気などに必要な断面を含み、安全性と経済性を考えて形と寸法を決めます(道路トンネル技術基準3-3-1)。
- 【内挿法(画像の再配列)】ないそうほう既成図数値化・修正測量・写真地図・地図編集スキャナで読んだ画像を並べ直すとき、新しい画素の値を周りの画素から求める方法。最近隣内挿法、共1次内挿法、3次たたみ込み内挿法などを使います(準則第263条)。
- 【内部鋼材の腐食に対する耐久性能】ないぶこうざいのふしょく鋼とコンクリートの上部構造(道路橋示方書)コンクリート部材で、設計耐久期間内の経年の影響として内部の鋼材の腐食を考えて評価する耐久性能(道示Ⅲコンクリート部材編14.2)。
- 【内部標定】ないぶひょうてい空中写真測量の撮影と同時調整数値化したフィルム写真の上の座標と、カメラ内の写真座標とを対応づけること。4つ以上の指標を使い、アフィン変換またはヘルマート変換で計算します(準則第202条)。
- 【中掘り杭工法】なかぼりぐいこうほう基礎工・杭・地盤改良中が空洞の杭の中にオーガ(らせん状の掘削機)を通し、杭の先の土を掘って中から排出しながら、杭を沈めていく工法。
- 【NATM(ナトム)】なとむトンネル(NATM)山岳トンネルの代表的な工法。掘ったらすぐに吹付けコンクリート・ロックボルト・鋼製支保工で地山を支え、地山そのものの強さを生かしながら掘り進めます。
- 【生コン(レディーミクストコンクリート)】なまこんコンクリート工工場で練り混ぜて、固まる前の状態で現場に運ばれてくるコンクリート。正式にはレディーミクストコンクリートと言います。
- 【鉛などを含む塗膜の除去】なまりなどをふくむとまくのじょきょ撤去・解体とリサイクル古い鋼橋などの塗膜に含まれる鉛やクロムなどの有害物から、塗膜をはがす作業の作業員の健康を守るための対策。
- 【軟弱地盤】なんじゃくじばん土工・残土水を多く含んだ粘土や、ゆるい砂などでできた、軟らかくて弱い地盤。上に盛土や構造物を載せると、沈んだり、すべったりしやすい地盤です。
- 【軟弱地盤での使用禁止と敷鉄板】なんじゃくじばんでのしようきんし移動式クレーンの安全規則地盤が軟弱な場所や埋設物を壊すおそれがある場所など、移動式クレーンが転倒するおそれのある場所では作業してはならないという決まり。必要な広さと強度の鉄板などを敷いてその上に設置すれば作業できます(クレーン等安全規則第70条の3)。
に
- 【二次応力】にじおうりょく鋼とコンクリートの上部構造(道路橋示方書)通常の構造解析で得られる主要な応力(一次)に対して、解析の仮定と実際の違いのために、実際には生じるが解析では直接考えていない付加的な応力(道示Ⅱ鋼部材編1.2)。
- 【荷台シート掛け(飛散防止)】にだいしーとかけ土工・残土土を積んだダンプの荷台に、シート(幌)をかぶせること。走っている間に土や砂ぼこりが飛んだり落ちたりするのを防ぎます。
- 【担い手の中長期的な育成・確保】にないてのいくせいとかくほ品確法(公共工事の品質確保)施工技術と調査等の技術を維持・向上させ、それをもつ人を公共工事の品質確保の担い手として中長期的に育て、確保すること。品確法の基本理念の一つです(第3条第3項)。
- 【担い手の確保と適正な賃金(建設業者の責務)】にないてのかくほとてきせいなちんぎん労働と働き方建設業者は担い手の育成・確保に努め、労働者の知識や技能を公正に評価して適正な賃金を払うなど、処遇を確保する措置をとるよう努めること(建設業法第25条の27)。
- 【日本経緯度原点】にほんけいいどげんてん測量の法規・測量の基準日本の経緯度の基準となる点。東京都港区麻布台にあり、経度・緯度と、そこから見た方位(原点方位角)の値が政令で決められています。
- 【日本重力基準網2016(JGSN2016)】にほんじゅうりょくきじゅんもう重力・ジオイド・地磁気と標高の改定2017年3月に公開された日本の重力の基準。2002〜2016年の測定結果で構築され、精度は概ね±0.02mGalと、それまでのJGSN75より約5倍向上しました。
- 【日本水準原点】にほんすいじゅんげんてん測量の法規・測量の基準日本の高さ(標高)の基準となる点。東京都千代田区永田町にあり、東京湾平均海面からの高さが政令で決められています。
- 【日本測地系2024(JGD2024)】にほんそくちけい2024測量の法規・測量の基準日本の現在の測地系の名前。国際的な基準(ITRF)に基づく世界測地系で、楕円体はGRS80です。2025年4月1日に「日本測地系2011(JGD2011)」から名前が変わりました。
- 【2万5千分1地形図】にまんごせんぶんのいちちけいず測図測量・GIS(地形・写真・地図編集)国土地理院がつくる、日本の全国をカバーするいちばん詳しい基本図。地形・道路・建物・土地利用などが統一の図式で描かれています。
- 【入札・契約の情報の公表】にゅうさつ・けいやくのじょうほうのこうひょう公共工事の入札と契約公共工事の発注の見通し、入札者や入札金額、契約の相手方や契約金額などを公表すること(入契法第4条〜第8条)。
- 【入射角(レーザ)】にゅうしゃかく地上レーザ・UAV写真点群・UAVレーザ地形や地物とレーザ光がなす角度。地上レーザスキャナは、標準的な地形・地物を入射角1.5度以上で計測できるものとします(準則第375条)。
- 【ニューマチックケーソン】にゅーまちっくけーそん基礎工・杭・地盤改良ケーソンの底に気密な作業室をつくり、圧縮空気を送って地下水が入らないようにしながら、中で掘削して沈める基礎。
ね
- 【根石】ねいし法面・擁壁石積みの一番下に据える石。上の石すべての重さを受けるので、大きな石を使います。
- 【根固め(根固めブロック)】ねがため河川・海岸護岸の前の川底にコンクリートブロックや石を置いて、流れで川底が掘られる(洗掘)のを防ぎ、護岸の足元を守るもの。
- 【熱中症対策(報告体制と手順)】ねっちゅうしょうたいさく安全衛生熱中症のおそれのある作業で、事業者があらかじめ整える対策。熱中症の症状がある人やその疑いのある人を見つけたときに報告させる体制と、作業からの離脱・体の冷却・医師の診察などの手順を決めて、作業員に知らせます(労働安全衛生規則第612条の2)。
- 【ネットワーク型RTK法】ねっとわーくがたあーるてぃーけーほう測地測量(基準点・GNSS・水準)自分で基準局を置かず、電子基準点網のデータから作られた補正情報を通信で受け取って、1台の受信機でリアルタイムに位置を求める方法。
- 【ネットワーク式工程表】ねっとわーくしきこうていひょう工程・品質・原価の管理手法作業を矢線、作業のつなぎ目を丸印(イベント)で結び、作業の順序と日数を網の目のように表した工程表。各作業の進み具合と、ほかの作業や全体の工期への影響をはっきりとらえられます。
- 【練積・空積】ねりづみ・からづみ法面・擁壁練積は、ブロックや石のすき間(胴込め)と背面(裏込め)にコンクリートを詰めて一体にする積み方。空積は、コンクリートを使わず砕石などを詰める積み方です。
- 【年次有給休暇】ねんじゆうきゅうきゅうか労働と働き方雇い入れから6か月続けて働き、全労働日の8割以上出勤した労働者に与える、賃金が支払われる休暇。最初は10労働日です(労働基準法第39条)。
- 【粘性土】ねんせいど土工・残土粘土やシルトなど、とても細かい粒が多い土。湿るとベタベタしてこねられ、乾くと固くなります。水はけが悪く、雨で一気に柔らかくなるのが特徴です。
- 【年超過確率(確率年)】ねんちょうかかくりつ河川計画(治水と利水の考え方)ある雨量や流量が、1年の間にそれを超える確率。その逆数を「〜年に1回」の確率年で表します。
の
- 【農地転用許可】のうちてんようきょか工事に関わる法規(道路・火薬・土地利用)農地を農地以外のものにするときに受ける都道府県知事等の許可(農地法第4条)。転用のために農地の権利を移すときは、当事者が許可を受けます(同法第5条)。
- 【能力評価(レベル1〜4)】のうりょくひょうか労働と働き方CCUSにためた就業日数・保有資格・職長経験などをもとに、技能者をレベル1〜4に分ける評価。国交大臣が認定した50分野の基準で、各分野の実施団体が行います。
- 【法覆工】のりおおいこう河川・海岸護岸のうち、堤防や川岸の法面を直接覆う部分。コンクリートブロック・石積・かごマット・コンクリートなどでつくります。
- 【法肩・法尻】のりかた土工・残土法面のいちばん上の角が法肩(のりかた)、いちばん下の端が法尻(のりじり)です。
- 【法肩排水・法尻排水】のりかたはいすい・のりじりはいすい法面・擁壁法面の上(法肩)で、上から流れてくる雨水を受け止めて法面に流さない水路と、法面の下(法尻)で、流れ落ちた水を集めて流す水路。
- 【法勾配】のりこうばい土工・残土法面の傾きの表し方。高さ1に対して水平にいくつ進むかで表し、「1:1.5」は高さ1mに対し水平1.5m。現場では「1割5分(いちわりごぶ)」とも言います。
- 【法長(出来形)】のりなが施工管理・出来形・品質・写真法面の斜めの長さ。出来形管理の項目の一つです。
- 【法面】のりめん土工・残土切土や盛土でできる人工の斜面のこと。「のり」とも言います。崩れないように勾配を決め、草(植生)やコンクリートで表面を守ります。
- 【法面整形】のりめんせいけい法面・擁壁掘削や盛土のあと、法面を設計の勾配どおりに仕上げる作業。切土ではゆるんだ転石や岩塊を取り除き、盛土では崩れないように締め固めます。
- 【法面保護工】のりめんほごこう法面・擁壁切土や盛土でできた法面を、雨や風による侵食や崩れから守る工事の総称。植物で覆う植生工と、コンクリートなどの構造物で覆う吹付工・法枠工などがあります。
- 【法枠工】のりわくこう法面・擁壁法面にコンクリートの格子状の枠をつくり、枠の中を植生や石、コンクリート板で埋める工法。現場打ち、プレキャスト(工場製品)、吹付法枠があります。
- 【ノンプリズム測距】のんぷりずむそっきょ現地測量とUAV写真測量反射鏡(プリズム)を使わず、測る物に直接光を当てて距離を測る方法。ノンプリズムの公称精度が2級短距離型測距儀の性能をもつ機器なら、反射鏡なしで測定できます(準則第122条)。
