全国47都道府県
建設発生土の民間受入地 公募・登録制度まとめ
公共工事で出る残土(建設発生土)を民間の土地や施設で受け入れる仕組みは、都道府県ごとに「公募」「登録・認定」「県の設置・指定」「マッチング」と形が違い、案内は各県のサイトに散らばっています。 47都道府県すべてについて県のページと公開資料を確認し、所管・要件・窓口を1か所にまとめました(2026-10-13確認。四半期ごとに見直します)。
15都道府県
民間の土地を公募・登録している(無償で土が入る)
14都道府県
処分場・受入施設の登録・認定制度がある(処分先になる)
13都道府県
常設の公募・登録を確認できず(所管事務所に直接確認)
あなたの立場は?
- 公募・登録あり15
- 処分場の登録制度14
- 県の設置・指定3
- マッチングあり2
- 確認できず13
47都道府県を表示
北海道・東北
北海道
マッチングあり北海道開発局・道などの協議会が、官民の発生土情報を共有する「土砂バンク」を試行。民間の受入地の常設公募は確認できず
募集:土砂バンクは随時(要領参照)・2026-10-13 確認
青森県
公募・登録あり随時受付。県土整備事務所に申請すると、公共工事の指定処分先の候補地になる(登録は7/1〜翌6/30の1年、継続申請あり)
募集:随時・2026-10-13 確認
岩手県
公募・登録ありマッチングあり盛岡広域振興局が受入候補地の情報を随時募集(100㎥以上・10tダンプ)。県は官民有効利用マッチングシステムも運用
募集:随時・2026-10-13 確認
宮城県
公募・登録あり気仙沼土木事務所などが工事ごとに受入先を公募(50㎥以上・10tダンプ)。常設ではなく、募集期間つき
募集:工事ごと(募集期間あり)・2026-10-13 確認
秋田県
公募・登録あり北秋田・山本などの地域振興局建設部が工事ごとに募集(例:約250〜4,000㎥、発生場所から10km以内)
募集:工事ごと(募集期間は短い)・2026-10-13 確認
山形県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。河川浚渫土の情報公表と、西村山建設発生土改良センターの案内あり
2026-10-13 確認
福島県
公募・登録あり処分場の登録制度県北・会津若松・南会津などの建設事務所が工事ごとに無償受入を公募(1か所1,000㎥以上)。県技術管理課は有償民間受入地の登録も募集
募集:工事ごと(無償)/随時(有償登録)・2026-10-13 確認
関東
茨城県
県の設置・指定公募・登録あり県が設置し建設技術管理センターが運営するストックヤードが複数。常陸大宮土木事務所大子工務所は民間地への無償受入れを募集(50km以内)
募集:随時(大子工務所)・2026-10-13 確認
栃木県
処分場の登録制度土砂条例の特定事業許可や盛土規制法の許可を受けた土地を、事前協議のうえ公共工事の処理先に指定する制度(県が処理先候補地として認定)
募集:随時(事前協議)・2026-10-13 確認
群馬県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。土砂条例と盛土規制法(2025年5月から県内全域、前橋・高崎除く)の手続きが前提
2026-10-13 確認
埼玉県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。公共工事は建設発生土情報交換システム・UCR・改良プラント→50km以内で有料受入地の順で検討
2026-10-13 確認
千葉県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。残土条例(3,000㎡以上は県、未満は市町村)と再生土条例が受入側の前提
2026-10-13 確認
東京都
県の設置・指定2024年4月から都の工事で国登録ストックヤードなど民間施設を積極活用。利用条件・料金を調査して都市整備局が公表。民間の土地の公募は確認できず
2026-10-13 確認
神奈川県
公募・登録あり県の設置・指定自己所有地・埋立土量10万㎥以上・10tダンプ搬入可の土地を募集(相模原・秦野・厚木・小田原など)。県の指定受入地制度で民間は協定で参加
募集:随時・2026-10-13 確認
甲信越・北陸
新潟県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。省令改正に伴う受領書・計画書の運用案内あり
2026-10-13 確認
富山県
処分場の登録制度県が処理施設の受入単価表(土木・農林水産部)を公表。民間の土地の公募は確認できず
2026-10-13 確認
石川県
処分場の登録制度関係法令の許可を受けた受入地が、技術管理室と事前協議→土木総合事務所経由で申請→審査・現地調査→工事資材単価表に受入価格を掲載
募集:随時・2026-10-13 確認
福井県
県の設置・指定処分地は組合が土木事務所と協議して設置・管理。既存の環境組合がある管内では新規指定は原則なし
2026-10-13 確認
山梨県
処分場の登録制度県の設置・指定民間の残土処分場を県の「残土処分受入地」に登録(技術管理課または建設事務所に事前協議)。県指定の公共処分地も各建設事務所が窓口
募集:随時・2026-10-13 確認
長野県
公募・登録あり民間の土地を公募(500㎥以上・10tダンプ・法令手続き済み)。申請は14の建設事務所へ。県ページは2022年3月更新なので募集状況は要確認
募集:随時(要確認)・2026-10-13 確認
東海
岐阜県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。要綱は建設発生土情報交換システム(50km以内)で搬出入先を確認する流れ
2026-10-13 確認
静岡県
処分場の登録制度マッチングあり受入先は県の処分価格調査に見積書を出して掲載される(2026年度分は受付終了。次回は「建設副産物処理施設の公募」で案内)。ストックヤード・改良プラントは SSM に登録
募集:年1回(2月ごろ)・2026-10-13 確認
愛知県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。実施要領は国登録ストックヤードと受領書の運用を規定。名古屋市は受入地一覧を公開
2026-10-13 確認
三重県
公募・登録あり桑名・四日市・鈴鹿・津・尾鷲・志摩などの建設事務所が公募要領に基づき随時募集。500㎥以上・10t車搬入路・法令手続き済み。候補地登録で搬入は確約されない
募集:随時(事務所ごと)・2026-10-13 確認
近畿
滋賀県
公募・登録あり宅地造成・田んぼのかさ上げなどで100㎥以上の土が欲しい人が、最寄りの土木事務所に登録。無料。搬入は登録の2か月後以降
募集:随時・2026-10-13 確認
京都府
確認できず府のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。土砂条例と盛土規制法(申請マニュアル2026年5月版)が受入側の前提
2026-10-13 確認
大阪府
処分場の登録制度府都市整備部が受入事業者に年2回の価格調査を行い、積算参考として受入場所・単価を公表。民間の土地の公募は確認できず
募集:年2回・2026-10-13 確認
兵庫県
処分場の登録制度条例の特定事業許可を受けた施設が、所在地を管轄する土木事務所長に登録申請。年1回(1/31まで)の報告がないと失効。受入価格は各事務所が公表
募集:随時(毎年1月に報告)・2026-10-13 確認
奈良県
処分場の登録制度関係法令の許可を得た施設を、県土マネジメント部発注工事の受入先として登録(許可制度ではない)。受入価格を毎月公表
募集:随時・2026-10-13 確認
和歌山県
処分場の登録制度県土整備部発注工事の処分先として、民間処分場を審査のうえ指定。申請は技術調査課へ
募集:随時・2026-10-13 確認
中国
鳥取県
公募・登録ありマッチングあり民間受入地の登録を各県土整備局・県土整備事務所で随時受付。設計は「建設発生土処分場造成の手引き」(2024年8月改訂)。搬出要領は2026年3月に盛土規制法対応で改正
募集:随時・2026-10-13 確認
島根県
公募・登録あり松江・出雲・雲南・浜田・益田の各県土整備事務所が「民間利用受入候補者名簿」掲載希望者を公募。受入料無料・運搬50km以内・転売禁止(加工販売は可)
募集:随時(搬出工事情報の掲載中)・2026-10-13 確認
岡山県
公募・登録ありマッチングあり県の設置・指定備前・美作などの県民局建設部が工事ごとに受入先を無償公募(美作は2026年度下半期分を5月に案内)。県は官民マッチングシステムと公共建設残土センターも運用
募集:工事ごと・半期ごと(県民局による)・2026-10-13 確認
広島県
処分場の登録制度土砂条例等に基づき埋立てを行う受入地・リサイクルプラントを、申請・審査のうえ県の処分先一覧表に掲載(2026年8月改定)
募集:随時・2026-10-13 確認
山口県
処分場の登録制度公共残土処理場がない地域で、民間残土処理場を申請→審査→承諾済み処理場に。処分単価1,100円/㎥・運搬上限20kmで積算(2026年4月以降公告の工事)
募集:随時・2026-10-13 確認
四国
徳島県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。土砂の受入れを行う特定事業の許可地一覧(14件、2026年3月)を公開
2026-10-13 確認
香川県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。再生資源利用計画の作成要領に「土捨場・残土処分場」「国登録ストックヤード」の区分あり
2026-10-13 確認
愛媛県
マッチングあり県土木部所管工事の発生土を、登録した民間建設工事の受入候補者へ搬出する試行(2015年12月の運用資料)。現在の運用は要確認。民間の土地の公募は確認できず
2026-10-13 確認
高知県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。国のストックヤード登録制度の案内と、有用残土の売払い制度あり
2026-10-13 確認
九州・沖縄
福岡県
公募・登録あり処分場の登録制度福岡・那珂・飯塚・田川・京築・久留米などの県土整備事務所が毎年1〜3月に募集。受入地の種類は土砂受入地・再資源化施設・ストックヤード(認定4年)。2026年度分は終了
募集:年1回(1〜3月)・2026-10-13 確認
佐賀県
処分場の登録制度県発注工事の発生土を受け入れる施設を認定し、受入価格を設計単価として公表。申請は施設所在地の土木事務所 管理課へ(一覧は2026年10月9日更新)
募集:随時・2026-10-13 確認
長崎県
処分場の登録制度新しく開設した残土処分地を、審査・現地調査のうえ県の基本単価一覧表に掲載(新規は約1か月)。要件は2025年1月31日改定
募集:随時・2026-10-13 確認
熊本県
処分場の登録制度盛土規制法の許可・届出を行い公共工事の受入れに協力する事業者を一覧に掲載(2026年8月更新)。掲載は処分先を限定するものではない
募集:随時・2026-10-13 確認
大分県
公募・登録あり処分場の登録制度佐伯(1,000㎥以上・随時)、臼杵(海岸部・50km未満・5,000㎥程度以上)、日田、玖珠などの土木事務所が受入地を募集。県は民間受入地・処分地リストと受入料金も公表
募集:随時(事務所による)・2026-10-13 確認
宮崎県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。盛土規制法の様式・届出箇所一覧を公開。国の延岡河川国道事務所は土捨て場を公募した実績あり
2026-10-13 確認
鹿児島県
公募・登録あり大隅地域振興局(南大隅町の道路工事、約500㎥以上)や大島支庁沖永良部事務所(河川工事)が通年で受入地を公募。10tダンプ搬入可・法手続き済みが条件
募集:通年・2026-10-13 確認
沖縄県
確認できず県のサイトで民間受入地の公募・登録の案内は確認できず。建設発生土調査結果票【受入】を公開。赤土等流出防止条例(1,000㎡以上)が受入側の前提
2026-10-13 確認
使い方のコツ
- ・土が欲しい人(窪地の埋立て・低地のかさ上げ・農地の改良など)は「公募・登録あり」の県へ。無償ですが、搬入は工事の都合で決まり、確約されません。多くの県で「500㎥以上・10tダンプが入る・法令の手続き済み」が条件です。
- ・処分場や受入施設を運営する人は「処分場の登録制度」の県へ。登録・認定されると公共工事の処分先(設計単価の掲載先)になります。
- ・「確認できず」の県は制度が無いとは限りません。工事ごとの募集が土木事務所のページに出ることがあるので、所管の事務所に直接聞くのが早道です。
- ・どの県でも、受け入れる土地は盛土規制法(2023年5月施行、規制区域は県ごとに指定)と自治体の残土条例の手続きが前提です。
民間の工事の残土は、残土バンクで
県の仕組みは公共工事の残土が対象です。民間の工事の残土を受け入れたい方は、残土バンクに「土を探しています」と投稿しておくと、近くの残土提供の投稿者に自動で届きます。投稿も問い合わせも成立も無料、手数料はこれからもかかりません。
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