
この記事のポイント
- 目安は2t=約1.2㎥、4t=約2.5㎥、10t=約6㎥
- 土は重い。重さの上限で積める量が決まる
- 台数=ほぐした量 ÷ 1台の量(切り上げ)
「残土が50㎥出るけど、ダンプ何台?」「処分費の見積もりの台数は合っている?」。残土の量とダンプの台数は、処分費を出すときの基本です。この記事では、2t・4t・10tダンプに残土がどれくらい積めるかの目安と、台数の計算のしかたを、例を使ってまとめます。
ダンプ1台に積める残土の目安

ダンプ | 積める重さ | 積める残土の目安(ほぐした量) |
|---|---|---|
2tダンプ | 2t | 約1.2㎥ |
4tダンプ | 4t | 約2.5㎥ |
10tダンプ | 10t前後 | 約6㎥ |
土は思ったより重く、ほぐした砂質土で1㎥あたり約1.4tあります。ダンプは荷台の大きさより先に、重さの上限で積める量が決まることが多いです。ぬれた土や粘土はもっと重いので、積める量は減ります。上の表は目安で、実際はダンプの車種と土の重さで変わります。
まず「量の単位」をそろえる
同じ土でも、掘る前(地山)、掘ってほぐれたとき、締め固めた後で、量が変わります。砂質土なら、地山100㎥が、ほぐすと約120㎥(2割ふえる)、締め固めると約90㎥になります。
- 図面や見積もりの「残土〇㎥」は、地山の量のことが多い。
- ダンプに積むのはほぐした量。
台数を出すときは、地山の量を、ほぐした量に直してから割ります。
台数の計算(例)

基礎工事で、地山の量で 30㎥ の残土(砂質土)が出るとします。4tダンプで運ぶ場合:
- ほぐした量にする:30㎥ × 1.2 = 36㎥
- 1台の量で割る:36㎥ ÷ 2.5㎥ = 14.4
- 切り上げる:15台
10tダンプなら 36 ÷ 6 = 6台です。台数が減るぶん、運ぶお金は安くなりやすいですが、現場や受入先に10tダンプが入れるかを先に確かめてください。
土質を選ぶだけで計算できる土量計算ツール(無料・登録不要)もあります。運ぶ回数と日数はツール一覧の運搬計画で出せます。
台数から費用を出す

残土の処分にかかるお金は、掘る・積む + 運ぶ + 受入料の足し算です。運ぶお金は「1台あたり〇円」か「1日あたり〇円」で決まることが多く、受入先が遠いと1日に運べる回数が減って高くなります。見積もりの見方は残土処分費の積算ガイドにまとめています。
運ぶ前に確認すること
- 積みすぎない:重さの上限を超えると過積載になり、法律違反です。
- 道と入口:現場と受入先の道幅、門や電線の高さ。
- 雨:ぬれた土は重くなり、1台に積める量が減る。シートをかけておく。
台数が少ないなら、近くでもらってもらう
数台分の残土なら、近くで土がほしい人に渡すと、受入料がかからず、運ぶ距離も短く済みます。残土バンクの30秒でかんたん無料投稿で「土を出したい」と投稿してください。量の欄には「4tダンプで15台くらい」のように書くと伝わりやすいです。
よくある質問
軽トラックには何㎥積めますか?
軽トラックの最大積載量は350kgなので、土なら約0.2〜0.25㎥(バケツ十数杯ぶん)が目安です。
重さ(t)で見積もりが来ました。
重さを㎥に直すときは、土の重さ(1㎥あたり何t)で割ります。分からなければ、受入先に土の重さの目安を聞いてください。
参考資料
※本記事の内容は2026年11月3日時点の情報をもとにしています。法令・条例・料金は改正や地域によって異なるため、実際の手続きの際は必ず各行政機関・事業者の最新情報をご確認ください。
この記事について
残土マッチングサービス「残土バンク」を運営する株式会社暁の編集チーム。残土(建設発生土)の処分・受入・法規制について、公的機関の一次情報をもとに記事を作成しています。編集方針
